共有PCでTeamsを利用する際の情報漏洩を防ぐ対策について

令和666

学内構成員 各位

みらいICT先導センター

共有PCTeamsを利用する際の情報漏洩を防ぐ対策について

共有PCTeamsのアプリ版(PCにダウンロード・インストールしたもの)を利用するときに、サインアウトした場合でも、アカウントのパスワード情報が残る場合があります。共有PCを利用する誰もが当該アカウントにサインインできる状況となり、情報漏洩の危険性があることから、下記の対策を講じていただきますよう、お願いいたします。

なお、セキュリティ強度は、項番の数字が小さいほど高く、対策1がセキュリティ上、最も望ましい対策であるため、推奨いたします。

対策1.共有PCに環境復元システム等(※)を活用する

シャットダウン・再起動後は、設定したファイル・フォルダ以外のユーザ操作は破棄されるため、アプリ版・ブラウザ版(ブラウザ上でサインインして活用するもの)を問わず、Teamsのアカウント情報は残りません。

なお、環境復元システム等は共有PC所管の教職員で準備する必要があります。

※環境復元システムは、瞬快、V-Recover等が該当します。

 

対策2.ブラウザ版のTeamsをシークレットモードで活用する

入力情報が保存されないことから、Teamsからサインアウト、当該ブラウザを閉じた後に、Teamsのアカウント情報は残りません。

シークレットモードの活用方法は以下を参照してください。

Microsoft Edge で InPrivate ブラウズを使う - Microsoft サポート

シークレット モードでブラウジングする - パソコン - Google Chrome ヘルプ

対策3.アプリ版のTeamsを当該アプリのみにサインインした状態で活用する

アプリ版を立ち上げる際に、次の表示画面が出れば、「組織がデバイスを管理できるようにする」の外し、「いいえ、このアプリのみにサインインします」をクリックしてください。

 

当該設定により、Teamsサインアウト後は、アカウントのパスワード情報が残らない設定となります。

なお、アカウントのパスワード情報が残ってしまうなど、設定がうまくいかない場合は、Teamsをサインアウト後、以下のアカウント情報の削除を実施してください。当該操作により、共有PC上のアカウントの接続が削除されます。

 

アカウント情報の削除

Microsoftのサポートページ記載の以下の方法で行ってください。

PC のアカウントを追加または削除する - Microsoft サポート

1. [ スタート ] > [ 設定 ] > [ アカウント ] > [ 職場または学校にアクセスする ] を選択します。

2. 削除するアカウントを選択し、[ 切断 ] を選択します。

3[ はい ] を選択して、操作を確定します。

 

また、macでのアカウント情報の削除については、以下の方法を参考に行ってください。

1. [ Finder > Applications > Utilities > キーチェーン アクセス ] を選択します。

2. 削除するアカウントを右クリックします。

3. [ アカウント名の削除 ] を選択します。