日本人の食事摂取基準2025

あまり柏原キャンパスは雪が積もらないのですが、今年は珍しく積もっていました。
吹雪もよく見かけます。 これから少しずつ三寒四温になっていくはず…。
日本人の食事摂取基準2025が公開されています。第三次健康日本21と連携した食事摂取基準です。
2025年版からアルコールはエネルギー源になる物質としてエネルギー産生栄養素バランスの章でも
触れられています。ビールに代表されるようなアルコール飲料の多様化に対応したのかもしれません。
栄養素等の摂取量基準についてはビタミンB12の目安量が設定され、鉄の耐容上限量がなくなりました。
食品成分表に関しては、栄養素の定義で食事摂取基準と日本食品標準成分表(八訂)とで異なるものが
あるそうです。例えば食品成分表では「糖質」は収載していないようです。
各種生活習慣病と栄養素等との関係も示されているようです。
栄養に関する知識はボディメイクの流行やSNSの普及にともなって専門的な内容を理解する人が増えて
来たかもしれません。筋肉維持のために、あるいは、ダイエット目的のために、サプリメントなどを
使用する人も多いのではないかと思います。ジムで食事指導をされる場合もあるでしょう。
が、食事には身体的満足感とともに精神的満足感もあると私は思います。「美味しかった!」「春は
やっぱりタケノコだな!」という満足感は食事に対するモチベーションを上げ、精神的充足感を
もたらすものです。食事をする時には、食べている献立のどういうところが美味しいのか、食文化や
盛り付けなども含めて、食事そのものの会話も楽しんでください。メニューの●●は(実は)嫌いな
んだよ、というような会話でも良いですが、会話がネガティブになりそう。
「楽しい」会話にネガティブはだめかも…ですね。