肉類について

肉類には衛生管理に注意が必要です。牛肉や豚肉、鶏肉が主に扱われ、イノシシ肉やシカ肉、キジ肉なども扱われますが、世界的にみるとウサギやワニ、ダチョウなどの肉も食用になっています。

この画像は豚肉です。肉の色(軽いピンク色)をみて判断することが多いです。
肉の色は部位によっても違いますが家畜の種類によっても違います。
 #ちょっと加熱しすぎて変色したところもあるのは悪しからずご容赦ください。

肉類は生食できません。調理前に洗うこともあまりしないと思います。
水洗いしないのはうま味成分が溶出しやすいからと言われています。

肉類にはサルモネラや腸管出血性大腸菌、カンピロバクターなどの食中毒菌が付着しています。
豚肉にはトキソプラズマや有鉤条虫(ゆうこうじょうちゅう)のような寄生虫がいる場合もあります。
細菌などが繁殖しやすい気温や環境になる6月~9月にかけてはさらに注意してください。

なお、牛肉に関しては食中毒菌が主に表面についているので表面がしっかり焼けていれば中が生でも食べられます。
ただし、時間がたつと死滅していない菌が内部に入りこむこともあるので、子どもや高齢者が食べる場合は良く焼いたものを食べてください。

食育に関してもっと肉を知りたいヒトへ

参考URL:おにくらぶ(https://www.ajmic.or.jp/oniclub/#index_bg)全国食肉事業連合共同組合