さつまいも

さつまいもは蒸かしたり焼いたりするだけでも美味しいです。
日本には江戸時代に鹿児島県に伝わりそこから全国に広まったので、「さつまいも」になりました。
中国名である「甘藷(かんしょ)」も良く使われます。

さつまいもは生食しない方が良いです。

デンプンが多く含まれている(可食部100gあたり31.5g)ので、生で食べると生デンプンを摂取することになります。
ヒトが消化酵素を持たない生デンプンですから、加熱した方がおいしく食べられるのです。
クロロゲン酸(あく成分のひとつ)が含まれているので、おいしくない、と感じるかもしれません。
栄養素としてはビタミンCが可食部100gあたり29㎎含まれているのも特徴のひとつです。

品種にはホクホクするさつまいもとねっとり甘いさつまいもがあります。電子レンジでチンしても
甘い品種もありますし、蒸し焼きにした方が美味しい品種もあります。
なお、さつまいもの皮(赤紫の部分)は食べても問題ありません。


家庭菜園などで収穫したさつまいもを皮ごと食べる場合はよく洗って土を除去してください。
蒸かしたさつまいもの皮は食べやすいと思いますが、焼き芋にした場合は焦げておいしくないかもしれません。
無理に食べる必要はないと思います。食べても良し。食べなくても良し。