缶詰を開ける

缶詰は容器に詰めた後に加圧加熱殺菌されています(容器包装詰加圧加熱殺菌食品)。
そのため、殺菌料や保存料は使用されていません。また、保存による栄養素等含有量
の減少も少ないそうです。賞味期限が長いので備蓄食料としても活用されています。
主菜からデザートまで何でもそろうのが備蓄食料として良いところ。
缶詰容器の金属はブリキが多いですが、ビール缶など一部の食品に関してはアルミ缶もあります。
アルミ缶はリサイクルマークで判別できます。
缶詰には、プルトップやイージーオープン缶のほかに、従来型の缶切りを使ってあける
タイプがあります。注意しないといけないのは【開け方】とふたの扱い。
<プルトップ>
ツナの缶詰を開けています。
下記の動画は手指を使って開けていますが…大丈夫かな?
プルトップ缶のふたを手指で開けるのは少し力やコツが必要。
失敗して中身が飛び出てしまったらもったいない。(後始末も大変)
金属のスプーンやフォークなどで開けると比較的簡単に開けられる。
スプーンやフォークは逆に使ってもいいよ。
それに、缶の【ふた】は、とても切れやすくて、簡単に指が切れてしまう。
バナナも簡単に切れるくらいだから。
ふたの外側や、缶の内側は絶対触らないように注意して。
こんな風に手で中身を取り出そうとすると、手を切りやすい。
下記の画像は「缶切り」を使って缶を開けているところ
切り口が鋭くなり、けがをしやすそうな状況になっている。
この切り口もけがをしやすい。
このように素手で開けた缶のふたを持たないように
参考URL:日本缶詰びん詰レトルト食品協会 https://www.jca-can.or.jp/useful/
<参考>
ツナの缶詰には「まぐろ」と「かつお」がある。
さらに、加工方法で「油(オイル)漬け」「水煮」「水煮+オイル」がある。
水気はない方が良い…ことも多いから、ツナを取り出して絞るのが一般的では
あるけれど、絞りすぎると「うまみ」も絞り出してしまう。
軽く絞る程度にとどめよう。